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C1/X 2023 Rd.2 開催調整中

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C1 Race

公道最速(*1)を決める、自動車技術の戦い <伝説のグループAを現代に蘇らせる(*2)>

保安基準適合(車検に通ること)」と「各クラスの製造コスト上限」の条件さえ満たせば、自由にマシンを製作して競争することができる、“日本初”の大会です。原動機(ガソリンエンジン、水素エンジン、モーター等)、操作方法(乗車操作、遠隔操作、ロボット、AI等)も自由であり、最強のカービルダーを決める技術の戦いとも表現できます。

現状、欧米がリードする世界中の自動車レースでは、マシンのワンメイク化・性能均衡が進んでおり、競技結果がドライバーの良し悪しで決まる傾向「ドライビング志向」が強まっているのに対し、C1は、自動車技術競争「メカ志向」の場として位置付けていることが特徴です。(C1も、メカの性能をフルに発揮させられるドライビングスキルは必要となります。)

1985年~1993年まで、日本でも、メカ志向のレース、全日本ツーリングカー選手権(JTC、グループA規定)が開催されていました。JTCは、市販車ベースの、GT-R(BNR32)、シビック(AT/EF3/EF9/EG6)、カローラレビン(AE86/AE92/AE101等)が活躍し、ファンから絶大な人気を誇ったレースです。その後、日本のトップカテゴリーレースは、外見が市販車に似た中身が別物のマシンによる、ドライビング志向のレースとなっていきました。C1は、グループAの世界の復活を目指した構想である、とも言えます。

C1 Race Regulations

*1 当初段階はクローズドサーキットでのレース開催です。
 ・C1(株)は、高速道路や峠を違法なスピードで走行することに断固反対し、その撲滅に向けた啓蒙活動をしています。
 ・C1(株)は、「不正改造車を排除する運動」に賛同し、その啓蒙活動をしています。
*2 C1 Race規定がグループA規定に準じている訳ではありません。あくまで志向性として通ずる、という意味です。

1/10スケールカー&ドローンによるレース「C1/X(C One Tenth) Race」を開催

1) エンジニアにとっての「C1/X」 <未来のクルマづくり>
1/10カー&ドローンは、実車に比べ低コストでマシンを準備することができ、気軽に参加できますが、実車と比べ技術レベルが低い訳ではありません。むしろ、搭乗者不在な為、攻めた技術、実車にとっては近未来の技術を搭載したマシンによる参戦が可能となります。まさに、「走る(+飛ぶ)実験室」を体現するカテゴリーと言えます。

C1/X 2023 Rd.1 OSAKA 概要
C1/X Race Regulations

2) ドライバーにとっての「C1/X」 <地上最速のドライビングへの挑戦>
VR ゴーグルを装着し、ハンドルコントローラを使用してラジコンカーを操作するシステム「C1 RDS(リモート・ドライビング・システム)」を使うと、まるでラジコンカーに乗り込んで運転している感覚が得られます。1/10サイズのマシンに乗り込み、30km/h(上位クラスのマシンで約100km/h)で走行することは、実車スケールに換算(10倍)すると、300km/h(上位クラスのマシンで、1,000km/h!)となります。F1より裕に速いドライビングができるこの仕組みを活用することで、新たなドライビングの境地が拓けることを期待しています。
Virtual Time Attack」を通して選抜したメンバーで構成される「C1 Racing」では、「C1/X」だけではなく既存のラジコンカーレースへも、「C1 RDS」を活用して出場し、ニュータイプのドライビングを追求していきます。

Cに込められた要素

Custom Car -改造車(保安基準には適合のこと)-
Commercially Available Car -市販車-
Cost Cap -製造コスト上限-

今後の構想 "日本発"の世界一決定戦をつくる

構想意図

現在の世界の自動車レースは、欧米が創った世界一決定戦(F1/WEC/INDY)を頂点としたヒエラルキーで成り立っています。その為、開催による経済効果は主に欧米へもたらされます。日本発の、世界一決定戦を頂点としたヒエラルキー、「C1 Race」を新たに形成することにより、日本の自動車産業、自動車レース産業が、経済的メリットを享受できるようにしたいと考えています。
日本の自動車レース業界ではよく「レースは儲からない」と言われますが、「欧米の創った既存のレースでは、欧米企業しか儲からない」のです。

これまでのあゆみと、今後の目標(調整中で未確定の項目を含む)

FY2022 C1 Race規定のJAF部会承認を取得 (実車レース開催は断念)
    1/10カーによる「C1/X」を開催・・・C1/X 2022 TSUKUBA
FY2023 1/10カーによる「C1/X」を開催・・・C1/X 2023 Rd.1 OSAKA、C1/X 2023 Rd.2 ***
    C1 Racingにて、RCカーレース出場開始
    C1 Racingにて、RCドリフトカー競技会出場開始
    1/10カー&ドローンによる「C1/X」を開催・・・C1/X 2023 Rd.3 OSAKA
FY2024 「C1/X」開催
    C1 Racingにて、ドローンレース出場開始
    C1 Racingにて、RCボートレース出場開始
FY2025 C1 Racingにて、RC航空機競技会出場開始
    大阪・関西万博2025の「大阪ヘルスケアパビリオン」へ「M.T.P. OSAKA(仮)」出展
    「M.T.P. OSAKA(仮)」にて、「C1/X」「UC/X(仮)」「UG/X(仮)」「L1MC/X(仮)」開催
FY2026 「C1/X」「UC/X(仮)」「UG/X(仮)」開催 (大規模化)
FY2027 「C1/X」「UC/X(仮)」「UG/X(仮)」海外開催開始
FY2028 M.T.P(仮)開業